フラップホイール

特徴

■高い柔軟性

■高研磨力

■フラップが均一に剥がれ、残留物を加工物の表面に残さない、常に新しい研磨面が表れて研磨力が落ちない

■特殊な軸のコア構造を有し、加工物のエッジや角にもぴったりフィットして研磨できる


ファングラインダーは、軸の周りに研磨布紙が取り付けられている工具です。柔軟性が高く、加工物の形状にフィットします。高強度・高柔軟性の布製の基材上にレジノイドボンドが塗布され、砥粒が埋め込まれています。

プフェアトのフラップホイールは、ISO 5429「フランジ一体形又はフランジ分離形フラップホイール」に準拠しています。

Φ100, 150, 165 mmのフラップホイールについて、穴径は25.4 mmです。Φ200, 250 mmの穴径は44.0 mmとなっております。


用途

■タンク、キッチン等、大型製品の精密仕上げ

■溶接ビード除去

■大面積の均一な表面仕上げ

■光沢仕上げ前の準備工程

■卓上機械工具や、ロボットに取り付けての使用

ご使用について

■フラップホイール使用時の推奨速度は15-30 m/sです。推奨速度にてご使用頂くことで、最高の研磨力および表面の仕上がりが得られ、研磨材や加工物に対する温度負荷、工具の摩耗が軽減されます

■フレキシブルシャフト、電動もしくはエアーグラインダーに取り付けてご使用下さい

■出力が1000~1500 Wの機械工具をご使用下さい

■用途に適した研磨オイルを用いることで、研磨材の寿命が大幅に延び、砥粒等が排出されやすくなります。研磨オイルの詳細はこちらをご覧下さい。

ご使用の際のポイント

■工具の摩耗と加工材料への温度負荷について:

研磨時の荷重および回転数を小さくし、冷却潤滑剤(グリース、オイル)と合わせてご使用頂くことで、工具の摩耗および加工材料への温度負荷を軽減できます。

■加工材料の研磨量

研磨量を増大させようとして荷重を大きくすると、工具が摩耗しやすく、また加工材料の過度な温度上昇の原因となります。この場合、より粗い番手の研磨工具を使用することを推奨します。

■表面粗さ

高い回転数で研磨すると、表面の仕上がりが若干細かくなり、研磨時の荷重を大きくすると粗くなります。また、同じ番手の研磨工具を使用しても、加工材料が軟らかい場合には仕上がりが粗くなります。 

安全にお使い頂くために

■各フラップホイールに対応したフランジをご使用下さい。

■最高回転数は必ず守って下さい。FRフラップホイールの最高速度は50 m/s、FR-WSフラップホイールは80 m/sです。

製品詳細